ライブレポート

小林建樹 Waltz~かわいい大人の演奏会~@京都Sole Cafe

振り返りに入る前に、まずは個人的な話。

ある日、ほんとに偶然youtubeで他のアーティストの楽曲を聴いていたらサイドに『小林建樹』と出ていたので「あ~、祈りの人かぁ」と思って何となく見てみたらあれよあれよと急坂を転げ落ちる勢いでハマり、アルバムをとりあえず全部買って、毎日聞いておりました。
4月のジャニスはファンになるのが1カ月くらい遅くて間に合わず(笑)10月のワンマンはそのひと月前に他のライブ(高橋徹也)に行く事にしたので行けず。
そんな中、なんとワンマンが京都で開催するというので平日だけど多少無理して行ってきました。
わ~! ぱちぱちぱち!

ではでは、プレイバック開始! 長いよ! 


solecafe

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大橋トリオカルテット編成ライブ2012 “ohasi Trip”Tour@ビルボード大阪

アルバム発売記念のustでのライブ中継にすっかり魅せられてしまい、これが生で聴けるなら行かなきゃ損!というわけで行ってまいりました、はじめてのビルボード大阪!
定刻16時30分過ぎ、全員がハットに白いシャツ、サスペンダーというお揃いの服装で登場。ト
リオさんのみ、背中側のみのタイプの短いサスペンダー(あれはなんて呼ぶのでしょうね?)で登場。おしゃれー!
 
ステージにうながされて手拍子で迎え入れた所、「ちょっと早い」とダメだしwそのまま流れるように、Honeyから本編スタート。ふわっと舞い上がるような音の広がりもやわらかで穏やかな歌声も、全てが心地良くて、始まって速攻ですが夢の中にいるよう。
続いての東京ピエロはギターの長岡さんが平井堅さんのパートを担当。このハーモニーがすばらしい!まるでステージを照らす大きな月がぽっかりと浮かぶのが見えるよう。
「東京の月~♪」の部分を「大阪の月~♪」と歌詞を変えて歌う場面では歓声が起こっておりました。
 
さて、先日のust(発売記念とJWAVEの公開録音)とはメンバーも変わって男子4人カルテットとなったわけですがその結果はどう出る??と思っていた所、FBページで紹介されている悪ふざけ通り(笑)仲の良さと息のあったセッションはやっぱりステージの上でも健在。
特にドラムの神谷さんはいじられキャラらしく
 
神谷さん「このツアーではよくバーに行くんですが……」
トリオさん「それ今言う事?」
 
と、終始この調子。笑散々いじられた挙句
 
トリオさん「彼、2ndステージではいないかもしれません。お客様の中でドラムをたたける方はいらっしゃいますかー?」
神谷さん「や、でもライブ見てて俺呼ばれないかなーって思う時あるんだよね。俺ドラム叩けるし」
 
(……一連のやり取りがあって)
 
トリオさん「今日はビルボードだからあんまり時間ないんだから、早く曲やるよw」
 
あはは、もっと時間があればずっと見てたいのに。
 
 
他にも、名古屋ブルーノートではアルバムタイトルにちなんだカクテル「WHITE」が出たらしく
 
トリオさん「今日はないんですけど……バーカウンターで『ホワイトください』って言ったら作ってもらえるかもしれません」
 
と、さらっと無茶ぶり。笑
トリオさん、お話してる時は低くて落ち着いた声で歌声のやわらかい感じとはまた結構違うんですよね。そんな所も素敵です。
 
今回はトリオさんがベースボーカルというちょっと変わった?メンバー編成だったのですが、曲によってはキーボードのお兄さんと交代する事も。トム・ウェイツのカヴァーナンバーの際には鍵盤にパートを移り、軽やかで温かいピアノの音色をしっとり響かせてくれました。
 
最新作がコラボアルバムという特色上、共演者が居ない中であの音をどう再現するんだろう?という不安のようなものが正直あったのですが、そこはカルテットの匠な音作りで見事にクリアー!
 
トリオさん「今日は日曜の夜なので……あ、土曜の夜でしたね。おしい」
 
というMCの後の日曜の夜に鳴く鶏(with高田漣さん)のゆるやかな世界は勿論、ユザーンのタブラの音色がトリップ感を誘う「顔」のバンドアレンジは圧巻の一言。あのハーモニーの美しさ、極上のパフォーマンスは個人的にあの日のハイライトでした。
 
 
ビルボードは二部制という事もあり、ぎゅっと凝縮されて1時間と少しで本編終了。
 
トリオさん「次が最後の曲となってしまいました」
お客さん「えー!」「みじかい!」
 
うん、お金に余裕さえあれば2ndもみたいよう。笑
 
 
本編終了後、ほどなくして行われたアンコールではグランドピアノでの弾き語りでのオールドタイムで終了。穏やかで心地よい、贅沢な時間が凝縮されたひと時でありました。


 

浜崎貴司 GACHI シーズン3~其の二 浜崎貴司VS曽我部恵一@マウントレーニア渋谷 

去年福岡で見たお二人の共演が忘れられず、待ってました!のお二人の再共演の報を聞いた途端、我慢できずに飛行機でばびゅんと飛んで行ってまいりました!マウントレーニア渋谷!
というわけで、凄く久しぶりにレポートもどきいきます。

*

「ウラハマ」のメルマガ先行でとったチケットがまさかの最前列!やや左よりとはいえ絶好のかぶりつきポジションにどきどきそわそわしながら待ちわびていた所、定刻通りの18時過ぎにまずは浜崎さん登場。紺系の花柄パンツに黒いTシャツとハットがおしゃれ。
まずはガチシリーズの歴史について一通りのご説明をユーモアを交えつつご説明が。
ステージを見るのは二度目ですが、とにかく話上手で盛り上げ上手なんですよね。エンターテイナーっぷりが板についてるね!元映画館って会場(おかげで椅子がふかふか。笑)の特性も踏まえて、盛り上がりや歓声・黄色い声は派手にね!では、盛大な拍手でお出迎えを!と呼び声をかけ、本日のゲスト曽我部さんが登場。
無地の白いTシャツとジーンズ姿でバカンス帰りでこんがり日焼けしてるのもあって、どことなく精悍なたたずまい。

浜崎さん:「曽我部くん着替えてないね~」
曽我部さん:「この後の着替えならもってきましたよw」


この日の為に猛練習してたという浜崎さん、「曽我部くん、バカンス行ってたんだよね~?余裕だよね~」「ビーチでこう寝っころがりながら僕はイメトレしてたんですよw」など、和やかな先輩後輩トークを交えつつセッションスタート。
まずは恒例、GACHIのテーマ!
曲の中とは言え、「浜ちゃん」って呼ぶのどことなく緊張してる?なんて思いつつ、二人とも楽しそう!見てるわたしたちも楽しい!
続いてキョンキョンのアルバムへの曲提供をきっかけに交流が始まった、というエピソードを踏まえ、キョンキョンの楽曲「虹が消えるまで」を二人でカバー。
ここで浜崎さんは一旦退場して曽我部さんのソロコーナーです。
まずはソカバンの最新アルバムからの「ソング・フォー・シェルター」よりスタート。
曽我部さんのライブは何度も見ているんですが、歌とギターだけのシンプルな構成になる事でより世界は研ぎ澄まされ、穏やかで熱く情緒あふれる世界はより進化してるなぁと実感。
歌い手として、詩人としての表現力の深度みたいなものの圧倒的な深さにぐいぐい引き込まれます。ライトに照らされて歌う姿はまるで、大きなお月様に照らされてるみたい。
「渋谷のギャップの前を通った時赤ちゃんの服がかわいくて、うちはもう一番下の息子も4歳になっちゃったし赤ちゃんがいる生活っていいなぁ。また子育てしたいなぁと思いました」
MCの後披露されたのは、長女のはるこちゃんへのラブソング、「おとなになんかならないで」
その後も穏やかなこの夜を彩る名曲が続いたのち、ライブの定番「LOVE-SICK」、「夜が明ける時の歌です」の言葉と共に送り出された「STARS」では、マイクの前を離れ、生のギターと声だけでのパフォーマンスも。
ほんとうのアコースティックサウンドとなっても、だからこその力強さとエネルギーはますます研ぎ澄まされ、その姿はまるできらきらした光の粒がこぼれてくるよう。
圧倒的な音楽の力を見せてくれた中、第一部は終了。ここで15分の休憩となりました。

さて、胸いっぱいのまま後半戦へ!というわけでここからは満を持して浜崎さんが登場。
「いやあ、曽我部くんのライブ素晴らしかったね~」
うんうん!熱かった!
「お主、中々やりおるな。拙者之にて退散させてもらう!」と圧倒されて帰りかけたとのお言葉が出る程。笑
しかしまあ当然帰るわけはなくwステージ開始!
ギターの音色に合わせて足踏みで刻まれるステップ、のびやかな歌声、その全てが圧倒的で気持ちいい!一目みてぐっと『持って行かれる』っていうのこういう事なんだよなぁ。
最初の2曲「砂糖きび」~「果てしないスケッチ」はどちらも最近できたばかりの曲らしく「作ったばかりの曲を聴いてもらいたくなる」との事。音源化も楽しみですね~。
坂本真綾さんへの提供曲のセルフカバー「月と走りながら」、サニーデイの新曲の宇宙最速カヴァー(c.曽我部さん)「One Day」など、過ぎゆく夏をノスタルジックに描く楽曲が続き、終わらない夏をますますヒートアップさせてくれる「ドマナツ」で本編終了。
ほどなく曽我部さんが再登場した後はお楽しみセッションタイムパート2!
まずは喫茶店シリーズと称して演奏されたのが加藤登紀子さんの「時には昔の話を」すっかり紅の豚のイメージが焼き付いていますが、実は学生運動の時代の曲なんですね。

曽我部さん:「僕ジブリ作品って見た事ないんですよね」
浜崎さん:「子どもいるんだから一緒に見たらいいじゃん」
曽我部さん:「ツタ○行ってこようかなー」


続いて、「カヴァーする人があんまりいないけど今の時代にやると結構ファンキー」というGAROの「学生街の喫茶店」
これは正に初期のサニーデイの世界そのもので、円熟味を増したお二人の雰囲気にもぴったりマッチ。
続いて曽我部さんの夏のアンセム「サマーシンフォニー」、去年のMCTでもわたしを腰砕けにしてくれたw「ゴロワーズ」の後は山下達郎さんの「さよなら夏の日」のカバー。
「これは難しい曲なのでちょっと練習しましょう」とステージ上で向かい合って公開リハ?練習?を繰り広げる姿はさながら部活の先輩と後輩のよう。これは和む。笑
練習の甲斐もあっての美しいハーモニーに酔わせてくれた後は2回目の「GACHIのテーマ」!
気分も最高に盛り上がって心の中でさ~いこうですよ~♪とうきうき浮かれているうちに本編終了。ごちそうさま!だいすき!
と思っていたら程なくアンコール!

浜崎さん:「みなさんから受け取った愛が本物かはわかりませんが、みなさんにもらった愛を返せればと思います」

ここでわたし、浮かれていたので周りのお姉さまたちに便乗して「愛してるー!」コールを言いました。だって素敵だったんだもん。笑

最後は熱い熱い愛のメッセージ、「愛の讃歌」のカヴァーで本編終了。
3時間余りのステージは魅力と愛をたっぷりと届けて、幕を下ろしたのでした。

そしてなんと、次回のガチはひとり股旅の巨匠奥田民生を迎え撃ち渋谷AXで開催するとの事。
おおう、金曜日じゃなきゃ行きたかったよー!
どうかそのエロオーラで民生目当てのファンを思いっきり虜にしてくださいね、と思いつつ、
浮かれすぎたせいで物販で曽我部さんにお声をかけようとしてCD落とす→受付に預けた旅行鞄受け取り忘れて帰りかける→ビルの階段降りたはずみに軽く舌を噛む
のコンボを繰り広げながらわたしは帰宅したのでした。(ホテルに

また大阪にも来てくださいねー!
でもってまた東京にも行きますねー!

the pillows HORN AGAIN TOUR@Zepp Osaka(day-1)

本当に久しぶりのピロウズのライブは、まるで懐かしい大切な友達に会うような気持ちで迎えました。
13年前からずっと、寄り添うように傍に居てくれた大切な友達は、この日もまた、13年前と少しも変わらない輝きと強さを放ち続けていて、大切な大切なものをたくさん分けてくれました。

*

ひーさしぶりじゃないかー!と相変わらず開演前になるとドキドキしすぎて胸とおなかが痛くなる中(13年間ずっとこうだよw)
アルバム通り、Limp tomorrowでスタート!
この前のめりでずんずん進んでいくテンポの良さはライブで聴いてこそだよなぁ、とマイペースにぴょこぴょこ跳ねつつ、一生懸命こぶしを振り上げつつ聞いていた所、

「Hello, Welcome to Bubbletown's Happy Zoo」
「イーンスターントショー!」

と、まさかの選曲!
うわあああ序盤戦からこれくる?くる?と、慌てふためきつつ嬉しくてはしゃぎまくり。
YOUR ORDERで一気にテンションが上がりきった中、恒例の「久しぶりじゃないか!」
心の中でめいっぱい
「久しぶりー!会いたかったよー!大好きー!」と叫んでたのですが、迷惑になると悪いし、恥ずかしいので声には出さず自嘲しました。笑

相変わらずのちょっと変なMCは健在で。

女性ファン:「大好きー!」
男性ファン:「俺もー!」

さわおくん:「…これは二人がってこと?w出会い系バスターズか?w」


うん、その発想はなかった…(笑)


続いてきたMoon is mineはこれまた懐かしい&以外な選曲。
どこまでも優しくて美しくて、一生懸命泣くのを我慢して聞くことに集中。
ピロウズのラブソングのこの「二人だけの閉じた世界」を夢見るロマンチシズム、大好きだなぁ。
いい感じにヒートアップした中盤、満を持して披露されたのは新曲「Comic sonic」、先日からOAのアニメスケットダンスのEDテーマでおなじみの曲です。
これは元々、作者の篠原さんがピロウズの大ファンで、作中の文化祭で主人公たちがfuunu bunnyを演奏するシーンが出てきたことからリクエストされたそうなのですが、

さわおくん:「高校生の主人公たちの話なんだけど、俺、42だろ?w」

うん、忘れてたけど!笑

さわおくん:「単行本も読み直したんだけど、中々ピンと来なくて…自分が高校生だった頃、小樽の銭函でエネルギーだけはあるのにもてあましてばっかりで、コレクターズや佐野元春さんの音楽を聞きながらモヤモヤしてた気分を思い出して書いたんだ」

相変わらずのリズミカルで、ちょっと捻くれたセンスが心地よいです。
アニメのEDは繰り返し見ましたが、フルで聞くとやっぱり印象が違いますね~。
イントロのギターのカッティングがかっこよくていい感じ。

その後はまたもやちょっと懐かしいオレンジ・フィルム・ガーデン ~Lily, my sunと切ない恋の歌が続いた所、ツアー前半のBIG CATでのリクエストから選んだという曲が

さわおくん:「アルバム『Little Busters』から隠れた名曲、No Whereを

わああ、まさか2011年の今聞けるなんて!
あの頃は身を切るような思いで「居場所なんてどこにもない」と歌っていたはずなのに、今はちゃんと[No Where]→[Now here]へと変わっていってるんですよね。
それも皆、必死で駆け抜けて、切り開いてきた道があるからこそ。
そんな事を思っていると、切なさと共にどこか誇らしい気持ちや希望がふつふつと胸に沸いてきて、ステージから目を離さずに見つめていたいのにどうしても泣きそうになるのを抑えずにいられませんでした。

Brillinat Crown~Sweet Baggy Daysと、切なさを胸に疾走する曲が続いた後はMovement、その未来は今と、ピロウズらしく走り続けることを約束した最高のロックチューンが。
この間もずっと、飛び跳ねながら、小声で一緒に口ずさみながら、ピロウズの音楽が今でもずっと、この場と心の中でなり続けている事がただ嬉しくて胸がいっぱいに。
ヒートアップしきったみんなの思いを一気にひとつにしたLittle Bustersが力いっぱいに鳴らされた後は、、アルバム通りのDoggie Howlで本編終了。

はぁ、かっこよかった…。けど、ここで終わりませんよね?
興奮冷めやらぬまま、手拍子&合唱で待機していたらメンバー再登場!

さわおくん:「お前ら手拍子の調子がずっと同じだからいつ出たらいいかわかんねえだろ!w

うん、ごめんなさいw

アンコールは会場限定販売のシングルよりTABASCO DISCOと、リクエスト曲から選ばれたHEART IS THERE。
ピロウズらしく、踊れるカッコいいロックナンバー。
気持ちよく終わったなぁ、どうかなぁ…と半分諦め、半分期待のまま待っていた所、Wアンコール!

さわおくん:「信じられないようなことばっかりがおきてるけど、どんなに絶望しても生き延びてまた会おう!
俺たちは音楽を続けてここで待ってる!」

どこまでも強く高らかなその宣言と共に鳴らされたのはNo surrender!

何が起こるのかなんて、わからない。何を信じてもいいのかわからない。
でも、ここには音楽がある、その力を誰よりも信じて、強く鳴らし続けてくれている人たちが居る。
信じられるものならここにあるんだ、13年まらずっと変わらない、大切な宝物がここにあるんだ。
そんな思いが胸いっぱいに溢れたまま、最高の2時間は満を持して幕を下ろしたのでした。

音楽なんて本当は生きていくうえで少しも役に立たないものなのかもしれない。でも、音楽にしかできないことは絶対にある。
[音を鳴らす]こと以上の意味を持つものは確かにあって、その強い輝きにどうにか生かされている自分がここにいる。
きっと大切なものなんてほんの一握りしかなくて、その一握りの中にあるのは、こんな音楽がもたらしてくれる宝物なんだ。

そんな事をゆっくりとかみ締めながら終えたライブでした。
あの夢のような熱い熱い時間が過ぎた今も、その余韻と熱はまだ残っています。

Spring fields 2010~大阪場所

服部緑地野外音楽堂で行われた音楽イベント、Spring fieldsに遊びに行ってきました。
出演者は出番の順に
OPアクト:青葉市子
細野晴臣バンド
星野源(SAKEROCK)
矢野顕子
UA
(敬称略)

と、どれを取っても見逃せないアーティストばかり!
もともと矢野さんのツアーに行こうかとHPを見ていた所、こちらの情報を知り、行くしかないぜ!と張り切って参加してきました。
思えば、こういった野外ライブは本当に久しぶりでしたが夢のように楽しい「音を楽しむ」喜びにあふれた1日でした。

ではでは、のんびりプレイバック開始!


14時頃、外でのんびりお昼ごはんを食べていたところ、細野さんが始まったので大慌てで入場。
え、なんでトップバッター!?と、正直びっくり。笑
隣にいたお姉さんが「おじいちゃんやから早めにでやんと寝てまうねんて」と言ってたのに少しウケましたw

最近は温故知新をテーマにしているそうで、往年のカバー曲が中心。
初夏の陽気を思わせるような陽気の中、空気の中に優しく溶けていく極上のメロディーと歌声は文句なしに心地よい!の一言。
冷えたビールがないなんて、と鈴木慶一氏になってつぶやきたいくらいのそれそれは贅沢な時間が広がっていました。
場内を穏やかに、それでも確実に沸かせた後はギターに鈴木茂氏が登場!
ブルーズギターの渋さに場内が皆酔いしれる中、細野さんから一言。

「はっぴいえんどは再結成しないのか、なんて話を言われるんですが…これからの高齢化社会に向けて、80か70くらいになったらやろうかと思います」

うーん、なるべく早めだとうれしいんですが…笑

個人的に心に残った楽曲はカーペンターズのCLOSE TO YOUでした。
あんまりにも心地よすぎて小声で一緒に歌ったのはわたしです。笑


続いて2番目の出演はSAKEROCKのリーダー星野源さん。
星野バンドとしては今回が初めてのライブだったそうなのですが、とても初めてとは思えないゆったりとした安定感のあるライブでした。
いつもはインストをやっている星野さんの歌声を聴くのは初めてでしたが、空気にやさしく溶けていく歌声はとろけそうな心地よさがありました。

歌声の心地よさはもちろんですが、聴いていて心に残ったのは言葉の響きの柔らかさでした。
「小学生の頃のあだ名がおじいちゃんだった(笑)」とはご本人の談ですが、それもある種納得のやさしい世界。
この流れで皆さんの小学生時代のあだ名の話になったのですが。

伊藤大地さん:「イトダイ」
野村卓史さん:「特になし」
伊賀航さん「忍者」


に、忍者ってなんだ!!!と途端にざわめくメンバーとお客さん。笑
どうやら、「伊賀」だから忍者になったらしいですw

ソロアルバムは6月末発売予定。
夏には単独でのライブもあるという事で、これからも楽しみ!
次の機会にも是非見てみたいなあと思った、極上の優しさと心地よさにあふれた時間でした。

さて、ここまできてもまだ折り返し地点。
次は誰かな・・・とステージを見ていたところ、ど真ん中にぽつんと設置されるグランドピアノが。
おお、次は矢野顕子さんですね!


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